Journey-life

ここエルサレムには旧市街と言われる狭い区域に、ユダヤ人地区、キリスト教徒地区、ムスリム地区、アルメニア地区といった地区が区分けされ城壁で囲まれた市街。

ユダヤ教、キリスト教徒、イスラム教にとってもとっても聖地的な地区、エルサレムです。

三つの宗教の聖地が一つの地区にあるとなると、そりゃもめ事になるでしょ？

世界のモメ事は全てここに集結してると言っても過言ではない・・・・。

争い事も最近になって、落ち着いては来ているものの依然と気が抜けない状態は確かである。

おバカなな僕は・・・・・・・。

そんな、島国日本の仏教国の人間なので、三つの宗教の詳細も分らないし、関係も複雑すぎて理解する事もむづかしい。

とりあえず、どんなものか眼で見て体感してみようと言う事で旧市街を歩く事にした。

ユダヤ教の聖地、嘆きの壁。

壁に向かってひたすら聖書を読んでおります。

ここイスラエルはユダヤ人に建国されたある意味人工国家と言うべき国。その国の約８０パーセントがこのユダヤ教。

歴史も古く紀元前？紀元後？といったレベルの話なので理解不能・・・。

そんだけ、古いてことですね・・・・。

真っ黒づくめに、変わった髪型、かなり個性がお強い宗教色で、とても熱心に体を揺らしながら聖書を読まれております。

今まで、あまり触れた事のない宗教なので見た瞬間、かなり斬新でした。

毎日、同じ格好で両手に子供の手を引っ張って、この嘆きの壁に歩いて来る姿がとても愛くるしいです。

キリスト教の聖墳墓教会に行ってきました。上部の黄金色に輝くのはキリストさんのお墓です。

エルサレムの旧市街の中でゴルゴタの丘を通り、ここまで十字架を背負わされて処刑されました。

なんで、世界中のキリスト教信者からもとっても神聖な場所でござります。

この石の上でキリストさんが息を引きとったとされた。

・・・・・・・とされる場所。

キリスト教はほんと、あんな昔の話なのに実話かどうか分らないが上手い事、物語化されてますな～。

教会では熱心なキリスト教徒が涙する姿も多く見られた。

それだけ、キリスト教徒にとってもここエルサレムは聖地なのです。

この日はキリスト教の各宗派が順にロウソクを片手に聖書を読みながら教会内を行進していた。

パイプオルガンと音と聖書の朗読してる声が相重なってとても神秘的です。

みなさん熱心に祈っております。。。。。

王様？ってくらいの貫禄の持主。

多分、キリスト宗派のエライさん。

改めて世界の宗教の複雑さ、多様さを感じた触れたの一日でした・・・・・。

歴史を辿るとノアの方舟？ムハンマド？ユダヤ教？どの宗教も初めは一緒だったのに・・・難解でございます。

ん～、宗教はややこしい・・・・・。

映像は下記↓

エライさんの行進。

聖書を朗読しながら行進。