ゆっくりできたダージリンに別れを告げ、午後の3時にダージリンを出発。
街の中心でジープのタクシーを見つけ、まず山から80km下にある駅、ニュージャイグリ駅までを目指す。
ここ、ダージリンのタクシーもそうだが、僕たち2人をタクシーに乗せてもすぐに走ってくれない。
そらそうだ、8人乗りのジープに僕たち2人。
走った所で赤字になる。運転手に聞くとものの10分ほどで人が集まると言うが、全く集まらない。そら、インド人の10分は1時間間くらいだろうとタカをくくってたら、30分ほど待つと徐々に人が集まってきた。
でも、集まりすぎて、結局8人乗りのジープに乗車人数は13人が乗車。僕の列も腕さえ動かせない状態。しかも途中から更に2人も乗ってきた・・・・・。
しかも、インド人の体臭は相変わらずキツイ。
この状態で山道の悪路+すし詰めの状態で3時間。
しかも途中休憩は全く無し!
嫁は車から降りた瞬間、ゲロ〇ロ状態。
コルカタに向かう寝台列車の前にかなりのブルー状態。
そして、無事に午後八時のコルカタ行きの寝台列車に乗車。
その前の日にふと、インドの鉄道の時刻表を買った。日本でもこんな類の本を本屋でよく見かけるが、「こんなん誰が買うねん、どうせこんな本を買うの鉄道マニアくらいやろ!」って思っていたが、いざ自分がここインドで買って見ると、かなり楽しい。旅行の楽しみは、この事前に計画を立てる方が面白いのかも。。。。。
これから、行く先々の電車を調べまくった。
ん~この時刻表、病みつきになります。(値段35ルピー、どこでも本屋で売っている)
っていうのも、僕たちはまだインドでバスのバスによる長距離の移動は全くしていない。
というより、するつもりはない。
何故かと言うと。
① 嫁がすぐに腹が痛くなるため、トイレが無いと困る。
② 寝台車両なら足が伸ばせて楽。
③ あらかじめタイムテーブルが決まっていて、出発時間、到着時間画すぐ分かり、予定が組みやすい。(今まで列車そんなに遅れたことはない)
④ 切符購入する際に事前に時刻表を読んで列車名、行先なんかも全て分かるんで駅の窓口でも切符購入は超スムーズ。
っとまぁ、この時刻表、かなり使えそうです。インドを鉄道中心に回る人なら是非、買った方が旅の楽しみもほんのちょっとだけ増えますよ。
これに、もし自分でネットで予約できるならもうインドの鉄道は制したようなもんです。
インド鉄道予約→
そして、列車の楽しみにの一つは駅弁ねらぬ駅カレー弁当が食える事。出発間際にオーダーを取りにきてくれて、色々と注文できます。
他にも、お茶や菓子やが常に列車中を周っているんで、そんな楽しみも列車ならでは。
もちろん、スプーンは入ってないので、手で食います。すでに食い終わると、手がコテコテのカレー色になっちゃいます。
他には、人との出会いも一つ。
自分達が買うチケットは2等寝台のFAN(いわゆる扇風機)の席で移動してるんですが、そのクラスの席に乗り込んで来るインド人は本当にフレンドリーな奴らばっかり。この日の列車も隣の席や近くの席のインド人と仲良くなり、インド人が持ってきた弁当なんかももらったり。こっちの買ってきたお菓子なんかを分けあったりします。
そうやって、席の周りのインド人とも仲良くなると、途中下車で降りなければならない場合とか、結構、起こしてくれたりもしますし、そしてカバンなんかの盗難対策にもなるし結構心強いもんです。
慣れればインドの列車の旅は快適ですね。
毎回、列車に乗るんが楽しみな毎日。
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