ここブッタガヤ-の周辺には世界各地の仏教国のお寺が数多く点在する。
例えば、チベット、ミャンマー、タイ、バングラデッシュ等の仏教国の寺院があり、もちろん日本のお寺もある。
表紙の写真は日本寺にある壁画。世界中の人々の信仰が仏教にあると感じ取れるような壁画だ。
その日本の寺で毎日行っている行事があり、僕たちはこの滞在中毎日のように足を運んだ。
その行事とは・・・・
お経&座禅。
毎日朝の5時、17時からこの約45分間、日本の僧によってこの日本寺でお経&座禅がある。
普段、日本ではお経を読む機会もほとんどないが、この日本からはるか遠いインドのブッタガヤ-の地で日本のお経を読むとは全く予期してなかった。
自分の知ってるおお経とは全く違い、同じ仏教でもここまで違うと痛感させられる。
寺の造りもまさしく日本。いや~屋根の形が美しい。。。。やっぱり日本建築はいいね~。
そして、座禅。
今まで座禅なんか経験した事がなかったが、ここで体験した初めての座禅は想像以上に良かった。改めて自分自身が仏教徒だった事について考えさせられた。
というのも、ここで行った座禅というのはただ、15分間程、日本の僧の合図で座禅を組むわけだが、他のインドの街と比べてここブッタガヤ-は驚くほど静かで目を閉じて座禅を組むと寺の周りにいる小鳥の鳴き声しか聞こえない。
ブッタも、このように座禅を組み、瞑想の末に覚りを開いたかと思いながら座禅を組むと少し心が安らいだ気持になった。
ちなみに、かたや瞑想といっても難しい!住職さんは「何も考えないで目を閉じていてください」と簡単にいうが、これがかなり難しい。。。何も考えないと眠ってしまうし、眠らないとすると余計な事を考えてしまう。。。。ようするに無になる。簡単な様で極めて難しい。
でも今までに試みた事もなく、貴重な体験となった。
その他、この日本寺の敷地内にはインドの貧しい人の為に無料の診療所があったり、図書館があったりする。
また、日本人でも度に困ったら泊めてくれるらしい。。。。まさしく駆け込み寺!
またこの図書館が居心地がかなり良い。
なんといっても涼しい。なんと一応、冷房?みたいなものもあり外の酷暑よりかはかなり快適。しかも日本語の本がかなり充実していて、少しの間はここブッタガヤーで図書館&お経&座禅の日々を過ごしてみたいと思う。
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