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死を待つ人

2009年07月29日 · コメント(2) · アジア, インド, 世界旅行

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ここはベンガル地方の州都のコルカタという街についた。ここ、コルカタは昔はイギリスが東インド会社を築いた場所でもある。コルカタのハウラー駅を降りるとそこはもう人だかり、なんせこの街は人口1200万人はいるという。

しかも、駅を降りるとすぐに大麻の匂い・・・・、やっぱりインド何もかもが驚きでいっぱいだ。

このコルカタの街に来た一つの理由とは・・・・・

マザーテレサで有名なマザーハウスでボランティアをすることだ。以前にマザーテレサの本をたまたま読む機会があり、とても興味があった。しかし、未だかつてボランティアなんて日本でもした事がない・・・・・。


果たして、正直、この興味本位が先行している自分にボランティアなんてできるのだろうか?っと思いつつも朝の7時にマザーハウスに受付に行く事に。


マザーハウスに到着すると、既に外国から押し寄せるボランティアでたくさん。総勢は100人くらいはいてたと思う。


一概にボランティアといっても、短期から長期で行ってる大変精力的な人もいるが、自分達は旅行の日数も限られているので、まずは2日間のボランティアを受付にて登録する事にした。



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まずシスタ-に受付を済ませ、この日の午後3時からボランティアを開始する事をしらされた。このマザーハウスは大きく分けて4つのボランティアがある。その後全員でこの歌を大合唱して各自施設に向かう。


①    孤児の家

②    障害者の家

③    死を待つ人の家

④    薄弱者の家


等などがコルカタ市内に点在するが、その中でも僕たちは②の死を待つ人の家のボランティアを任された。最初はそのボランティアを告げられた時はかなり重い気持ちになった。というのも、当たり前の事で「死を待つ人」。。。。。。

果たして素人の自分達が何ができるんだろうと不安を感じながらボランティア開始の午後3時まで待つ事に・・・・・・・。

その日は午後からというのも、あまりにもボランティアの人の数が多すぎて、僕たちみたいな短期のボランティアは半日しかさせてもらえない。


午後の3時に「死を待つ人の家」に地下鉄に乗り向かった。

施設の中に入るとまず、シスターの説明を聞いて各自の配置につく。基本は男性、女性に分かれて行動し、男性は男性。女性は女性といった風に分かれてボランティアを行った。


実際に施設の中にいる人達は想像していた程、重症じゃないみたいだった。

中には歩いてピンピンしている人達も多く、本当に死を待つ人達?みたいな感じだったが、

中には既に歩く事も出来ず、目も見えない人達、また一人では食事をできない人達も中にはいた。


職員さんの話では、たいていは精神的に異常な人達が多いみたい。


実際、インド中の本当に重度の病を持った人がここに入院しているかは疑問を感じる部分はある。


ま、そんな感じで初ボランティア(介護?)

の内容はまず、夕食の用意&片付け、洗たく、患者の遊び相手、トイレの始末等などをした。どれも初めてな事で神経を使う、使う。

ま~やってみてこれまた大変、患者の人は英語はおろかみんなヒンディー語で話してくるので、意味が分からない。

見よう見まねでなんとかやってみたが、めちゃめちゃ疲れた。

こりゃ、日本の介護を仕事としてる人達の大変さが分かる。


多分、自分には出来ない仕事だと痛感。。。。。。。。


でも、今まで漠然としたイメージでしか捉えれてなかったボランティアという言葉。実際に経験してその大切さ&大変さなんか身にしみて感じた日でもあり、ほんの少しだけでもこのボランティアという内容に近づけた日だった。


大変だが、あと3日程は続けてみたいと思う。きっといい経験になるだろう。


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コメント (2)

  • 刑事ニコ

    はやく親になれ
    もっと苦労を!  (Quote)

    • admin

      いやいや、まだまだ親になるのは早いですよ~。

      ま、旅行中にできたらそれはそれで。
      自分の世話もできないなにボランティアなんて笑えます。。。。。
      ちなみに大阪はPLの花火ですよね~。
      見に行きましたか~。  (Quote)

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