Journey-life

この日はサンクリストバルからコレクティーボ（乗合バス）に乗って近くの街、オベンティックという村に向かった。

この日の目的とは・・・・・

メキシコ民族解放軍、通称（EZLM)＝サパティスタに会いに行く為だ。

このゲリラは1994年に先住民の権利回復の為に武装奮起したゲリラだ。もちろん、以前から旅行者に対しても危害を加えないと聞いていてので、宿のみんなとこの集落を見学する為に出かけた。

この日嫁はあいにく腹痛の為、宿で留守番。

まず、中にサンクリストバルからオベンティックまでバスを走ること、約1時間半、オベンティックという集落で降りた。

集落は金網で全体をバリケードしており、普通では入れない感じ。

前からネットで調べて、村を見学するには「このゲリラ達の許可書が必要だと知っていたので、集落のゲートの入口に立っていた、覆面の男にパスポートを預けてとりあえず中に入れてもらう。

そこから、上の写真の薄暗い部屋に連れていかれて、覆面の男2人から簡単に「国籍は？」、「なんの為にここに来た？等と簡単に質問をされる。

もちろん、、質問をしてきた男たちも覆面。

かなりの、威圧感はある。。。。。

もちろん、僕たちはスペイン語は全く駄目で、「指差しスペイン語」を使って、上手く？第一審査はパス。

そして、覆面の男にまた、別の全く窓の無いに連れて行かれる。

中に入ると、今度は覆面の人達（中には女性もいた）がドーンっ僕らに向かって構えていた。

もちろん、この人達にも・・・・・

「国籍は？」

みたいな感じで質問をされたが、全くわからない。

向うが、「●×▼■〇×●✕☒」と声をかけられて・・・・

自分の中では

「カメラをここに置いていけ！」

って言われたと思った。。。。。。。

けど、何度か会話を繰り返すと、その意味は

「俺達と一緒に写真を撮らないか？」

っていう、誘いのお言葉だった。

え～、まじっすか～。

ほんなら・・・・・・・・・・。

集合写真♪

見た目はともかく、とってもいい人たちだった。

一緒に写真をとって、村を見学する許可書も受け取って、一気に今までの緊張が解ける。

村の建物には様々な壁画があり、どれも個性的。

村の学校。

日本人の人が書いたのか？こんな言葉も書かれてた。

教室の内部にも、けっこうな壁画があった。

何故か、チェ・ゲバラの壁画が・・・・・・。

ゲリラとなると、国は違えどこの人もカリスマなんだろう。

集落の中、学校のバスケットゴール。

ゴールには「EZLN」の文字が。

中には売店もあり、サパティスタ人形も販売。

他にも外国人が数人がチラホラと見かけた。

夜はお決まりのシェア飯。

今日はカレー＆パスタ、サラダ、etcの豪華メニュー。

久々のカレーはうまかった～。

そして、飯を食った後は散髪大会。

伸びきった髪を宿のみんなに切ってもらう事に・・・・・・・・。

さすが、こなれた手つきのYさん。

あざっーす。