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とある住宅街の一角に・・・・・

2009年09月26日 · コメント(0) · 日々の出来事

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ずっと前から行きたかった所に行ってきた。

この方の名前は全国の本屋ならずとも見たこと、聞いた事があるのでは・・・。

そう、司馬遼太郎。

僕も、この方の記念館がある同じ市に住んでるわけですが、今まで一度も行った事がない。

しかも、かなり近い場所にある。

シルバーウィークも終わった事なので、混雑もないと思ったので昼過ぎにぶらっと立ち寄ってみる事に。


記念館はごく普通の閑静な住宅街の一角にあり、ここに司馬遼太郎が住んでいたなんて全く感じさせないくらい全く普通の住宅街。

中に入ってみると。。。。。。


 

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かなり、木が生い茂っていた。

その中の一角に普通の民家がある。そうここが、生前に司馬遼太郎が原稿を書き続けた書斎。

 

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中に入ることはできませんが、外からでも十分、書斎の風景が見えます。

机の配置や机の上の書物は司馬さんが亡くなる直前、そのままだそうです。

後ろの資料はかなりの数です。。。。。。



 

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書斎の横の建物には司馬さんが亡くなってから建てられた記念館があります。

外部からはほぼ完全に木で覆われて分かりません。閑静な住宅街にとんでもない建物がありました。

この資料館の設計は日本、いや世界でも超有名な建築家の設計です。

僕が、驚いたのはその設計ではなく、その施工の美しさ。

カーブを描く全ての鉄筋コンクリート、その施工精度、美しさは素晴らしいもんです

 

 

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資料館内部にはいるといきなり、本棚だらけ。

半端じゃない本の量。


司馬さんの本はこれでもかってくらい内容が細かい。

それだけ、本を書き上げるに当たってこれだけの資料が必要なのか頷ける。司馬さんの本は歴史小説が多いが、その時代小説の中で人物は元より、日にち、時間、分刻みでいかに正確にその歴史を読者に正確に伝えようとしていたか感じ取れる。

本棚を見ても僕なんかからすると、チンプンカンプンな本ばかりでした。


僕は、基本的に明治時代前後の本が好きだが、そのきっかけになったのは司馬遼太郎の本を読んでからだ。

司馬さんの本は何故か読みやすい。

自分的にも司馬遼太郎の本はけっこう読んだつもりでも、資料館で彼の作品を見てみると、まだ、彼の作品の中ではほんのごく一部しか読んでいない。

これからも、AMAZONさんにお世話になりそうです。


記念館を見学していると、僕も今まで色々な国を旅なんかしてきたけど、きっと司馬さんは場合は作品を書き上げるに当たって、これだけの資料に囲まれて、過去という時代に旅をしてきたと思うと感慨深くなった。

 

 

 

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外には石碑なんかもあります。

そんな記念館のHP→司馬遼太郎記念館


今年の11月から「坂の上の雲」が3年がかりで全13回でNHKで長編ドラマ化されます。11月の第1回~5回分は旅行で見れないのが残念です。DVDで予約して、帰ってからの楽しみしま~す。

是非、お勧めします。

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