Journey-life

フフホトから次の目的地の敦煌に向かった。

距離にして約1000km。。。。。の移動。日本でいう東京～福岡位の距離でしょうか？

当初は飛行機を考えたが、フフホトには敦煌行きのチケットは売ってない。

という事は、バスもしくは列車のどちらかの選択肢になるが、バスは乗車すると大変窮屈なので、選択の余地が無しに、列車を選択した。

また直接、敦煌に行けないので、途中、蘭州にて乗り換えを行う。

フフホト発12時55分、蘭州着翌日の朝8時着で乗車時間１７時間。。。。。。。かなり長い、そして今回は中国初の寝台列車に乗る事にした。

いざ乗り込むと・・・・。

中国は国土が広いので、ある程度の鉄道網は発達している。中国人民の庶民の足とも言っていいこの列車にも様々な種類があって、上は新幹線の様な最新式の列車や日本では確実に昭和の雰囲気が漂うボロボロ電車まで様々。

日本では新幹線以外の鉄道は電車とついつい言ってしまうが、ここ中国のオンボロ鉄道は「列車」という響きが良く似合うように感じるのは私だけ？

今回、フフホト～蘭州までの列車はその一番下くらいのランクで列車番号が4桁の列車。座席は寝台の中段、上段の切符を購入。

いざ、乗ってみると、すでに人民だらけで、荷物の置き場にも困るほど、そして床はゴミだらけで、足の臭いやら、カップラーメンの臭いが入り混じってなんとも言えない匂いが漂う。

そこら中で、酒は飲むは、博打はするは、裸になる。。。。等、なんでもあり状態。

そんな、寝台列車の利点、足が伸ばせる。横幅約50㎝、縦180㎝、高さ60㎝のほぼ棺桶のようなスケールに2段ベットではなく、3段ベット式になって寝ころぶ嫁。ちなみに今回は最上段の3段目。

下から2段目が私の寝床。一番下で裸で寝転んでいる奴は私じゃないですよ！

食事に関しては、事前に食糧を買込んで乗り込む。

その内訳はカップラーメン、おかし、ジュース。どれもmade in china製で他に食べるものがないので列車の主食はコレ。

ジュースに関してはミニッツメイドのオレンジを主に嗜んでいる。

あまりにも飲み過ぎなので、かなり小便が黄色くなって、まるで消化されずにそのままミニッツメイドのオレンジが小便から出てきた感じだ。すこし控えた方がよいかも・・・・

（当初、ミニッツメイドは１００％果汁と思いこんでいたが、どうやら違うらしい、ボトル裏の表記を見れば分かるが…、完全に中国のケミカル漬けにされる今日この頃）

ちなみに、白いせんべいは、日本でおなじみの「雪の宿」のパクリ商品。中国のどこでも手に入る事ができ、すでに中国でも国民的おかしになってるようです。味は結構、うまいこパクっていて私たちの主食の一部。

カップラーメンに関しても大して上手くない、カップラーメン。

中国国内では至る場所で、このカップラーメンを食えます。というのもお湯なんかどこでもあるからです。バスに関しても必ず給湯器みたいなのが必ずあるし、バス停にも大体ある。

この列車内に関しても２つの車両に一つは必ずある。

ちなみにこれは列車内の給湯器、コックを捻ると無尽蔵にお湯だけはでてきます。

しかも、給湯方法はなんと炭！、だから、この給湯器のある連結の所は常に炭臭い。。。。。

ということで、至る場所でカップラーメンが食える訳です。他に中国人民はお茶をよく飲むわけでありまして、みんな自分専用のお茶容器をプラプラ持ち歩いて、常にお茶を飲んでいます。その為にもお茶が必要なんで常時お湯を使う訳であります。

僕もお茶用のマイ・スタンブラーを買いましたが、駅のホームで落して粉々。

掃除のおばさんすんません。。。。。。。

さすがに、17時間の列車の移動、かなり暇を持余します。

ので・・・・・・・・。

私達はいつも・・・・。

コレ！

ニンテンドーDS。

これはかなり時間をつぶせます。因みに今日はワイアレス対戦でボンバーマンで夫婦で仲良く？対戦。

他にも何個かのソフトをカードに入れてきているので、ゲームは尽きる事はありません。

この3か月近くの旅行期間中クリアしたゲーム

※ドラゴンクエストⅤ

※レイトン教授の悪魔の戦い

※レイトン教授の不思議の街

※ファイナルファンタジーⅢ

※NEWスーパーマリオブラザーズ

※マリオ＆ルイージRPG３

※いただきストリート

・・・・・・・等などを破竹の勢いでクリアしていってます。あまりこれ以上書くと、旅行しに行ってるのか、ゲームしに行ってるのか疑われそうなので、この辺にしときます。