Journey-life

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あの曲が流れてきた。

2009年06月26日 · コメント(6) · アジア, 世界旅行, 中国

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北京からバスに乗ること約6時間程。

ここは、内モンゴル自治区の呼和浩特(フフホト)にやってきた。モンゴルに近いせいか、あちらこちらの

看板にモンゴル文字が一緒に書かれている。

フフホトの都市部ではかなり都会で、高層ビルが立ち並び、全く地方都市には感じない。

しかし、車で2時間程、郊外に走っていくと・・・・・・

そう、ここは一応、内モンゴル自治区。モンゴルの国境まではあと少し。

郊外を少し出ると周りは見渡す限り草原。そこで、フフホト市内から1泊2日のツア-に申し込んだ。

料金は一人250元(フフホトから草原までの車、ご飯×3食、宿泊、ets・・・・・)

現地に11時位に着くと早速、馬に乗り近くの観光地まで乗馬にて行くようになっていた。

もちろん、馬は別料金、40元/一時間くらいと見込んでいたが、なんと120元もかかるらしい。。。。

2人で240元、その時は200元しか持ち合わせてなかったので、馬に乗るのを諦めようかと思ったが、せっかくここまで来たのだから、と思い一緒に乗馬をする事になるアメリカ人から緊急でドル現金を元に変えてもらって乗馬をする事に。。。。。


僕と嫁を含めて5人でモンゴルの墓地?を目指す事になった。そのガイドが、一人一人に馬をあてがい、いざ出発。

嫁の馬は白色で可愛らしく、大人しい。利口な馬でした。


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ほんで、もってワシの馬。。。。。


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写真ではあんまし分からないっすけど、俺の馬、かなり小さい。。。。。。。

まるで、ポニーみたいな馬。。。

しかも、こいつがまたどうしようもない馬で終始、ガイドに綱を持たされたまま、目的地まで向かう羽目に。。。

まるで、私が全く馬が乗れないみたいな感じでした。

数ある馬の中から何故この馬を選んだんでしょう?


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前を行く嫁と他の3人。

自分は馬が言う事聞かないので、一番後方でガイドと共に・・・・・・・。

前の右はアメリカ人の馬ですが、明らかに俺の馬とは違い、まるでサラブレッドみたいな馬に乗っておりました。


嫁のしきりに、俺の方を見て「ハズレの馬やな」みたいな感じで後ろを見ながらニヤニヤしてました。

他の3人もまるで同情するかのような感じで僕の方を気にしてくれます。

しかも、草原はかなり、風が強くて往路は相当な向かい風でした。

そして、僕の馬は言う事を聞かないばかりか、やたらクシャミをしてました。

向い風で・・・・・・・・クシャミ。

そう、馬がクシャミをする度に僕の上半身(顔も含めて)は馬の唾液だらけになりました。

約1時間半ほどは乗りっぱなしで、腰も痛い!

あ~早くこの乗馬終わらんかな~。

嫌気をさしていると・・・・・・・

何やら、

「ドナドナ・ド~ナ・ド~ナ、子牛を乗せ~て」

※乗ってるのは馬ですが……。

っと草原の奥の方から悲しい音色が向い風に運ばれて、聞こえてきました。

それだけ、あの馬の唾は酷かった。。。。。。。(悲)

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でも唯一の救いは草原が綺麗だった事。あの遠くまで続く緑と空の大きさに癒されました。


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その後、パオまで戻ってきて、ツアーに含まれる競馬を見る。。。。。。。。

現地人の6人くらいが急に馬に乗り、400mくらい離れて行った。

そしたら、近くにいたガイドが「見ろ、見ろ!」としきりに僕たちに言う。とっさの事で、馬の方を見た瞬間

目の前を猛スピードで走り抜ける。

以上、

競馬。終了~。

時間にして約20秒。距離にして400メートルくらい。

おい、おい幾らなんでも速すぎるやろ~。

これは競馬じゃない!競馬やったら、どんだけ短いスプリントレースやねん!

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競馬?のあと間髪入れず多分、地元の青年が列をなして何やら歌を歌いながらこっちに歩いてきた。

そうこれもツアの一つ「モンゴル相撲」

一応、地元の青年達は民族衣装のような物は身には付けているが、明らかに素人感は丸出し。

で年長者から無理やり「お前とお前、そしてお前とお前!」みたいな感じで4人の青年を指さして指名していた。その青年達もいざ、相撲を取り始めると、何やら照れくさいのか終始ニヤニヤしている。

初めの2組が約30秒で終了。


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さすがに、早すぎたのか、年長者が「もう一本やれみたいに指示する」

すると青年達は

「え~まだやるん?」みたいな感じで再び草原というマウンドへ。

20秒後、スーパサイヤ人みたいな髪した青年が内股みたいなのを掛けて終了~。

競馬?~モンゴル相撲?まで約5分以内で終わるという、素晴らしくやる気の無さと簡素なイベント。

この、草原に免じて許してやるか。。。。。

ま、これには当初から期待してなかったので、問題なし。


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これは、その日宿泊したパオ。

シャワー、トイレは無いですが、一応何故か電気は通っていたので、電球はありました。

一応、写真ではそれらしくは見えますが、扉とかも隙間だらけ・・・・・・・。

夕方になると、暴風が起こり、部屋の中まで、その隙間から入ってくる砂に悩まされる。。。。。。。

次の日、朝起きて、鼻の穴をほじくると、砂だらけ。目ヤニも砂だらけになっちゃいました。

しかも、昼と夜の気温差が激しく夜はかなり寒い。。。。

防寒着は必須です。


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おや、外を見て回ると、新しいパオが建築中?いや棟上げ後?

ってか、おい、おい。

パオとは基本的に遊牧民族の物で、その都度、移住をする為の住居。

でも、ここは軽量鉄骨+基礎で建築中。。。。。。。

なかなかいい仕事してます。

つ~か、基礎って地面にまるっきし、緊結しとります。

まったく遊牧する気な~し。

ま、観光用なんでしょうね。しょうがないです。

本当のパオとかに泊まるんだったら、モンゴルに行かないと無いかも・・・・・・・。

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草原の夕日周りに遮るものが何もないんで、超まぶしいです。

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そして、夜は予想していた通り完全野外プラネタリウム状態。

あんな、広角度であれだけの星を見たのは初めてでした。

※一応、写真も撮って見ましたが、タダの真っ黒にしか見えない(汗)全然伝わらないですね・・・・・・・・・。 撮影が難しい。 次回、また勉強して星撮影に挑みます。

※写真をクリックすると多少は星が見えますので、パソコンのモニターのゴミと間違えないでくださいね。

クリックしてあまりに星がくっきり見えすぎるようでしたら、きっと、それはモニターの埃なんで、たまには

モニター掃除してやってくださいね。。。。。。。


そんなこんなの草原ツアーでした。

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コメント (6)

  • フィーオ

    画面のホコリを拭いたのはオレだけではあるまい…  (Quote)

    • admin

      現在、報告を受けているのはフィーオさんのみです。

      多分、他の人は最近の仕事の疲れとか、ストレスで目眩で星が見えてるだけです。

      だから、安心してください。  (Quote)

  • 刑事ニコ

    夜昇竜と化したか?  (Quote)

  • POCHI

    草原はいいなぁ

    どこまでも続く青い空と果てしなく広い大地

    遊牧って自然と共生する感じがあって憧れる。

    でも、彼らのルールでは奪う事は正義なんだなぁ

    でも彼らの奪う行為は中東の文化の様なエゲツナイ略奪とは

    また違って、どこか大らかさを感じるのはなぜだろう?

    ♪果て~しなぁいぃ、大空とぉ~

     ひろ~たと後藤のその中で~

    モンゴルって僕らのルーツなんだな。  (Quote)

    • admin

      ほんと草原はいいですよ~。

      ゴルフしても永久にOBはでないですし、球が無くなる心配はありません。

      あ、ダメですよ~そんな、歌をうたっては、モンゴル人、北海道住民、松山千春、後藤に謝ってください。

      あ、後藤は北海道人やけどほぼ、カムサッカ人だからいいや~。  (Quote)

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